「春はイワナ、夏はヤマメ」
自分の釣りは、かくもシンプル。
花の季節が終わるころ、ヤマメの季節が始まる。
秋ヤマメは好みではありません。
そもそも黒ずんだ魚体は綺麗とは思えない。
あくまでも夏ヤマメ。
体高があって肉厚、ケガ等欠損がない。それでいて、
暗がりで銀色の体側に淡い紫を浮かべるような、そんなボディであることが重要。
なるべく吻の尖ったオスがいい。
パーマークの濃淡はそれほど重要じゃない。
あるに越したことはないけど、痩せてたらまるで魅力がないし。
「夏らしい魚体であること」
何よりもそこが重要。
去年すでに、目標の魚には出会えている。
結果的に夏ヤマメの季節に新しいロッドが間に合った形になってる。
初めて使うロッドで去年、12本尺をかけて10本とった。バラしは2つだけ。悪くない数字だと思う。
対40ヤマメとしてのロッド、ということだけど、自分の行く川じゃあ、そんなのいないから、
明らかにオーバースペックではある。
だけど、自分的にはこのパワーはファイトのためのパワーじゃなくて、
「一瞬のバイト時に確実なフッキングをキメるためのロッドパワー」だと認識している。
硬いロッドはバラシやすいなんて聞くことも多い。
しかし、一昨年の夏、自分は柔らかいロッドでヤマメをずいぶんとバラした。
6回に1回なんて頻度じゃない。かけても半分近く、酷い時はそれ以上バレていた。
その中に尺がいなかったのはまだラッキーだったかもしれない。
タイミングがあっていても、ビュンとフッキングを打てば、まず先にベリーから
「へにゃっ」と曲がるようなロッドだった。
バラシがロッドのせいだとは思わなかった。夏ヤマメはそんなものだと思っていた。
イワナはそんなロッドでも問題なかった。今まで尺イワナをばらしたことは一度もない。
ただ、尺ヤマメをばらさないためには、まず何よりも、
「一瞬で確実なフッキングを打てるロッドを用意すること。」これだと思う。
去年、夏の川でたくさんの発見があった。
自分の考えを確かめるために、川に潜ったりもした。
魚の居場所を精密に知りたかった。陸上からだと絶対にわからないことがあるはずだし。
得るものはあった。もちろん夏の川で泳ぐのはほんとに気持ちいい(笑)
尺ヤマメは簡単な魚じゃない。もっと多角的に追跡するべきだ。
視点を変えるのも、息抜きする余裕を持つことも重要だと思う。
つーか夏バテで朝寝坊しまくりで、
違う意味で余裕こいてた場面もあったが(笑)
2つ新たな目標が浮かんでいる。
まず、40cmのヤマメ(笑)
一応・・・ね(笑)
秋田で釣りたいのはやまやまだが、見たこともないし、
ウワサすら出回ってねえ(汗)一生かかっても無理かも。
もうあれだね、都市伝説だね‼そんなサイズは(笑)
ま、岩手があるじゃないか。
もうあっちじゃ40cmどころか、50cmすら何本も出てる川があるみたいだし。
是非一度、手合せ願いたいもんです。
開拓が必要だね。それに関してはおいおい・・・だね。
タックルも整えないとね。
いろいろアイデアが浮かんでくる相手って、やっぱ楽しい。
もう一つもかなり困難だろうけど、
「尺ヤマメ100本」釣りたい。
この際秋色でもいいから(笑)
下品な目標だと思う。でも釣り人なんてそんなもんでしょ。
異論は挟ませない。
去年のペースで行けば、あと9年で達成できる。けど、そう簡単にはいかないだろーね。
ここから先10年は、いろいろ私生活に変化も起こる可能性が高いし。
起こらないのがベストだけどね。あまりめんどくさいことにはならないで欲しんだが。
平和であれば達成できると思う。
渓魚たちの生活も含めてね。