サルミンコーラ

つしま

2011年01月21日 00:08

まあ、画像は無いんだけど。



かなりグロいし・・・。



自主規制です。



和名だと、「人形虫」。



響きがやべぇ(笑)



もはやホラーの領域



ちとコヤツに関して思うことがある。

このお腹ぷっくりのコについてたんだけど、そもそもこの「ぷっくり」も異常。




こっからはド素人の推測だけど、このイワナ、




「口腔内の異物(人形虫)をそぎ取りたいがために、過剰摂餌した」んじゃなかろうか?




・魚には手がありません→指で口のなかの異物を取り除くことができない→




→しかし忌々しい口腔内の寄生虫を何とかしたい→とにかくなんでも口に入れて、そぎ取っちゃえば?




てことじゃないかな。




…イワナは小枝を飲み込んでることもあるし。




あるいは、




・吸い取られる栄養を補おうとしてのヤケ食い?




・・・いずれ、この「ぷっくり」はその結果かな~、なんて考えた。




ところでこのおぞましいクリーチャー、




泥ダマリがあるような水系に発生しやすいとか。




え?じゃあ、森林伐採で土砂流出した川とか、大堰堤とかダムのある川ってヤバいじゃん?




それ、秋田の渓流ほとんどあてはまらない?




実際に自分は3つの河川で見つけたし。




とにかく珍しいものじゃあないのは、確かだ。




・・・。




もともと存在していた生物なのかもしれないけど、




大発生もあり得る種らしいし、どーもね、




河川環境の破壊、劣化が原因で目につくようになるんじゃないかと。(放流魚にくっついていたり、とかもあり得るし。)




川が本来持つ力を失ってしまえば、こんなわけのわからない虫も出てくるんじゃないかと。




まあ、「森を切り拓けばヤバい」ってのは当然のことなんだろうけれども。





このイワナのすむ水系は、サルミンコーラの発生に関して、




あまりにもピンとくるところがあるってのが悲しい。



この個体はまともだった。やっぱすらっとしてるほうがいいよね。





本来美しい魚が泳ぐ白砂の渓。色白で上品な魚が多い。





だけど年々悪くなる河川環境。




清流ってもはや呼べないんじゃ・・・?



伐採で川が埋まってしまってる。





かつては幻の魚もいたらしいけど、姿をくらまして、代わりに





おかしな生物がはびこるようになってしまった。


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