省エネな2013
岩手解禁まで、あと9週間!
秋田もあと3ヶ月切りました!
今年の総括してみました。
・2013のヤマメ
今年、ヤマメは沢山釣れた。
数は過去最高。こんだけヤマメ釣った年はないね。
ヤブ沢から鮎釣り場の本流まで動き回った。
↑下流域で出た29cm。太くは無いけど、本流ヤマメらしい好ファイト。
見慣れない体型でした。
↑小渓の豊満ヤマメ、29cm。
近距離かつ水面でガバつくファイトもたまりません♪
初夏の岩手も満喫!
超精悍な28cm。このあと逃亡されて、まともな写真がない(泣)
この川のヤマメは凄かった。モノが違う。
そういえば、
今年は県内広域で、パーマークはっきりの魚が多かった。
本流でこの濃さ。有名なヤマメ河川での28cm。
ここでこういうのあまり見たことなかったけど・・・。
理由はなんとなく見えてます。
この日なんかは、「パーマーク、体型、サイズ、数」に恵まれた。
夕方のわずかな時間で、中型多数にMAX30cm。
幸せ過ぎな釣行(笑)
ただ、自分はパーマーク至上主義ではありません。
むしろ、マス系に対する憧れは、この釣りを始めた頃から変わらない。
2013、秋田渓流での尺ヤマメは、↓この4本。
どれもうれしい魚でした。
自分にしか分からない価値がある。
「このルアーで釣りたい!」とか、
「自分で見つけたメソッドで釣りたい!」とか、
「こんな体色、姿、タイプを釣りたい!」とか、
「激戦区で釣りたい!」とか、
色々あるじゃないですか。
そういうことです。
大雨続いた割にはささやかな数だけどね。
それでも、
34cmなんかは、粘ってからのヒットだし、
毎年尺ヤマメは簡単じゃないね。
一方で、
29cmとか30cmは
たくさん釣れた。
楽しかった♪
噂の尺の壁。
ありますね。
特に沢だとよく分かる。
でもね、
29cmとか泣き尺も自分にとっては大物。
簡単には口使わないし。
例えば↓この30cm、
自分のレベルだと、
ボウイじゃなきゃ難しかった一匹。
ボウイを長い時間見てたヤマメだからね。
なかなか口を使わなかった。
水中でこの体色が見えていたので、絶対釣りたかった魚。
しかし、このボウイですが・・・、
このミノーの前で、魚が一昔前の反応を見せる。
今まで見たことない反応も見せます。
渓流バルサミノー、今では多くのものがありますが、
別格です。
バランスブレイカーだね。
一つのポイントで軽々と複数尾の釣果。
このミノーにつぎ込んだ製作者の努力量もすさまじいと伺えます。
ただただ頭が下がる。
なもんで、俺ごときがこれ以上語っちゃいかんでしょう。
このミノーが教えてくれたことも多々あった。
こんな感じで、
今年は存分にヤマメ釣りを楽しんだけど、
特別ヤマメが多かったわけじゃない。
逆です。
言うまでもないことだけど、年々確実に減ってる。
そんな中、
沢山釣れたのは、
「雨の恩恵」、「開拓」、「ボウイ」、「スキルアップ」。
この4つがデカイ。
自分の渓流歴の中で、
最も「発見」があった年です。
今年も挑戦の釣りが、いい釣りの糧となった。
長年の疑問に、いくつか解答が得られることがあった。
3月の岩手なんか印象に強いねぇ。
内容の濃い釣りが多かったね。
去年の釣りと今年の釣りが確実にリンクしたし、データも収束してきてる。
今年開拓は去年に比べて激減したけど、いろんな理由があった。
こんな雪の中で釣りしてた一方で、
川から距離を置いた夏でもありました。
あの8月9日の豪雨の朝、自分は命拾いをしたようだった。
ありがとう。川に行かなくてよかった。
ちなみに今年、夜が明けないうちに起きての釣行は、
わずか3回だけ。
しかもそのうち一回はコラボで遅刻・・・。
また別の日は、夜駆け片道2時間で、
川に着いて明るくなってきたら、渇水&赤濁り・・・とかね。
しかも早朝の寒さで風邪をひいた(爆)
そんなザマでした。
朝駆けの価値が、自分の中でどんどん小さくなってます。
目的の川もね、
大概、平日の朝にしっかり叩かれてるようですから(笑)
自称「週末アングラーさん」にね(笑)
そんなわけで、
今年は「ゆったりとした釣り」になりました。
っていうより、そもそもこれが普通な気もする。
せっかくの休日、優雅に過ごしたいもの。
朝の釣りは確かに一番アツいけど、
夕方の穏やかな雰囲気が好きです。
特に
昼寝からのコンボは最高(笑)
っていうかね、1日中の釣りって逆に大変です。
カーディナル使う人って、薬指にタコができるって言うじゃないですか。
自分は
そのタコができたこと有りません。
「マウンテンCX装着前から」の話です。
そこまで釣りに時間を費やしてはいません。
半日で十分だし、集中力も続きませんよ。
しかも手首をいたわらないと、
腱鞘炎なっちゃうからね(笑)。
・2013のイワナ
・・・イワナもね、
過去最高なんですよ。「数」も「尺ゲット数」も。
「ひとつの沢で、9寸クラス49本」なんて日もあったし(午後だけで)、
ヤマメでもそうだったけど、
新メソッドも発見したし、新しいルアーも覚えた!
スキルアップと実績ポイント増加
で尺の数が伸びた。
↓すごくキャストしたくなる写真。ヤバイなあ(笑)
ピンにさえ決まればいいと思ってた。
以前なら、まんべんなく投げてただろうね。
それでも釣れる時もあるだろうけど、
それじゃダメなんだよな。
取りこぼします。
今ならはっきりと攻め手が浮かぶ。
ルアーの奥の深さを知った年です。
雪代最盛期に本流で釣ったのも例年とは違う点。
攻めの姿勢が、
新メソッド発見をもたらした。
そういう意味ではすごく良かったんだけど、
やっぱり賢い釣行とは言い難いかな。ていうのも、
あの水量とまともにぶつかると、
腰をやっちゃう可能性があるので(笑)
苦手というか、避けてた時期でした。
本来は、ゆる~く春を満喫するのが吉と思われます。
山菜シーズンですよ!(笑)
まだまだ冷たく重い流れ。流されたらヤバいよ。
実際には腰じゃなくて、手首に来ました(笑)
ただ、
大型は出なかったし、
そもそも尺以上で言えば、
イワナ不調の年だったのも間違いない。
少なくとも俺の行く川ではね。
ていうか、イワナも復調に向かうわけがないんです。
ゲリラ豪雨で淵がどんどんつぶれてるからね。
年々痩せていく川で、
尺ゲット数を増やせた。
つまり、
ナイスフィッシングです。
こういうの釣りたいなって魚にも出会えた。
この血統。うれしい再会。
今年は
大ばらしを経験したけど、
大きなヒントもつかんだと思える。
今年は特にイワナから多くを学んだ。
イワナをナメちゃいけませんね。
・ミスター2013
28cm。それでも他のヤマメがかすんで見える。
この沢の血統だね。
去年もここからミスター2012が輩出されてます。
もちろん、今年も選考悩んだ。
・清流に生きる
真冬にあって思い浮かべる季節は、イワナの春でもなく、ヤマメの夏でもなく、
6月頃だったりする。
例えば、新緑を存分に楽しむべく、
ブナの森が多く残った川を目指す。
ヒメハルゼミの音色を聞きながらイワナでも・・・、といった算段。
しかし、
朝から片道2時間を越えるロングドライブで、たまらず昼寝に入る(笑)
中流部で既に、一帯は見事なブナの森が広がり、
あの涼やかな音色も煩わしい程の大合唱になる。
曇り空でも流石に初夏の陽射しとあって、
意外と快眠にはならない。
のそのそと起きだしてウェーダーを履き始める。
イワナは意外と渋かったり、
逆に呆れるほどの高活性だったりして、
せいぜい釣りをする時間は3,4時間。
帰り道では、
見慣れないヘビを見たり、
大きなヒキガエルに出会ったりしたことを思い出したりして、
爽やかな記憶が残る。
極端な話、釣果なんぞどうでもいいです。
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