省エネな2013

つしま

2013年12月28日 18:02

岩手解禁まで、あと9週間!
秋田もあと3ヶ月切りました!

今年の総括してみました。






・2013のヤマメ




今年、ヤマメは沢山釣れた。

数は過去最高。こんだけヤマメ釣った年はない
ね。

ヤブ沢から鮎釣り場の本流まで動き回った。



↑下流域で出た29cm。太くは無いけど、本流ヤマメらしい好ファイト。
見慣れない体型でした。

↑小渓の豊満ヤマメ、29cm。
近距離かつ水面でガバつくファイトもたまりません♪



初夏の岩手も満喫!

超精悍な28cm。このあと逃亡されて、まともな写真がない(泣)

この川のヤマメは凄かった。モノが違う。








そういえば、

今年は県内広域で、パーマークはっきりの魚が多かった。







本流でこの濃さ。有名なヤマメ河川での28cm。
ここでこういうのあまり見たことなかったけど・・・。

理由はなんとなく見えてます。





この日なんかは、「パーマーク、体型、サイズ、数」に恵まれた。


夕方のわずかな時間で、中型多数にMAX30cm。
幸せ過ぎな釣行(笑)

ただ、自分はパーマーク至上主義ではありません。

むしろ、マス系に対する憧れは、この釣りを始めた頃から変わらない。









2013、秋田渓流での尺ヤマメは、↓この4本。




どれもうれしい魚でした。




自分にしか分からない価値がある。




「このルアーで釣りたい!」とか、

「自分で見つけたメソッドで釣りたい!」とか、

「こんな体色、姿、タイプを釣りたい!」とか、

「激戦区で釣りたい!」とか、





色々あるじゃないですか。




そういうことです。





大雨続いた割にはささやかな数だけどね。




それでも、





34cmなんかは、粘ってからのヒットだし、







毎年尺ヤマメは簡単じゃないね。

一方で、









29cmとか30cmはたくさん釣れた。

楽しかった♪













噂の尺の壁。



ありますね。



特に沢だとよく分かる。


でもね、










29cmとか泣き尺も自分にとっては大物。







簡単には口使わないし。











例えば↓この30cm、

自分のレベルだと、
ボウイじゃなきゃ難しかった一匹。

ボウイを長い時間見てたヤマメだからね。



なかなか口を使わなかった。





水中でこの体色が見えていたので、絶対釣りたかった魚。







しかし、このボウイですが・・・、
このミノーの前で、魚が一昔前の反応を見せる。

今まで見たことない反応も見せます。
渓流バルサミノー、今では多くのものがありますが、

別格です。
バランスブレイカーだね。

一つのポイントで軽々と複数尾の釣果。


このミノーにつぎ込んだ製作者の努力量もすさまじいと伺えます。
ただただ頭が下がる。

なもんで、俺ごときがこれ以上語っちゃいかんでしょう。


このミノーが教えてくれたことも多々あった。



















こんな感じで、











今年は存分にヤマメ釣りを楽しんだけど、

特別ヤマメが多かったわけじゃない。


逆です。

言うまでもないことだけど、年々確実に減ってる。









そんな中、
沢山釣れたのは、

「雨の恩恵」、「開拓」、「ボウイ」、「スキルアップ」。
この4つがデカイ。

自分の渓流歴の中で、最も「発見」があった年です。
今年も挑戦の釣りが、いい釣りの糧となった。
長年の疑問に、いくつか解答が得られることがあった。

3月の岩手なんか印象に強いねぇ。


内容の濃い釣りが多かったね。
去年の釣りと今年の釣りが確実にリンクしたし、データも収束してきてる。
今年開拓は去年に比べて激減したけど、いろんな理由があった。








こんな雪の中で釣りしてた一方で、

川から距離を置いた夏でもありました。


あの8月9日の豪雨の朝、自分は命拾いをしたようだった。

ありがとう。川に行かなくてよかった。

ちなみに今年、夜が明けないうちに起きての釣行は、


















わずか3回だけ。











しかもそのうち一回はコラボで遅刻・・・。

また別の日は、夜駆け片道2時間で、
川に着いて明るくなってきたら、渇水&赤濁り・・・とかね。













しかも早朝の寒さで風邪をひいた(爆)









そんなザマでした。

朝駆けの価値が、自分の中でどんどん小さくなってます











目的の川もね、












大概、平日の朝にしっかり叩かれてるようですから(笑)














自称「週末アングラーさん」にね(笑)

そんなわけで、















今年は「ゆったりとした釣り」になりました。
















っていうより、そもそもこれが普通な気もする。











せっかくの休日、優雅に過ごしたいもの。

朝の釣りは確かに一番アツいけど、



夕方の穏やかな雰囲気が好きです。

特に昼寝からのコンボは最高(笑)













っていうかね、1日中の釣りって逆に大変です。









カーディナル使う人って、薬指にタコができるって言うじゃないですか。

自分はそのタコができたこと有りません







「マウンテンCX装着前から」の話です。













そこまで釣りに時間を費やしてはいません。













半日で十分だし、集中力も続きませんよ。

しかも手首をいたわらないと、

腱鞘炎なっちゃうからね(笑)。









・2013のイワナ

・・・イワナもね、
過去最高なんですよ。「数」も「尺ゲット数」も。


「ひとつの沢で、9寸クラス49本」なんて日もあったし(午後だけで)、






ヤマメでもそうだったけど、

新メソッドも発見したし、新しいルアーも覚えた!




スキルアップと実績ポイント増加
で尺の数が伸びた。







↓すごくキャストしたくなる写真。ヤバイなあ(笑)

ピンにさえ決まればいいと思ってた。

以前なら、まんべんなく投げてただろうね。

それでも釣れる時もあるだろうけど、
それじゃダメなんだよな。

取りこぼします。
今ならはっきりと攻め手が浮かぶ。

ルアーの奥の深さを知った年です。









雪代最盛期に本流で釣ったのも例年とは違う点。




攻めの姿勢が、新メソッド発見をもたらした。




そういう意味ではすごく良かったんだけど、




やっぱり賢い釣行とは言い難いかな。ていうのも、

あの水量とまともにぶつかると、腰をやっちゃう可能性があるので(笑)



苦手というか、避けてた時期でした。



本来は、ゆる~く春を満喫するのが吉と思われます。
山菜シーズンですよ!(笑)

まだまだ冷たく重い流れ。流されたらヤバいよ。





実際には腰じゃなくて、手首に来ました(笑)

ただ、大型は出なかったし、
そもそも尺以上で言えば、イワナ不調の年だったのも間違いない。
少なくとも俺の行く川ではね。



ていうか、イワナも復調に向かうわけがないんです。



ゲリラ豪雨で淵がどんどんつぶれてるからね。
年々痩せていく川で、




尺ゲット数を増やせた。




つまり、ナイスフィッシングです。


こういうの釣りたいなって魚にも出会えた。

この血統。うれしい再会。

今年は大ばらしを経験したけど、
大きなヒントもつかんだと思える。

今年は特にイワナから多くを学んだ。

イワナをナメちゃいけませんね。











・ミスター2013

28cm。それでも他のヤマメがかすんで見える。

この沢の血統だね。
去年もここからミスター2012が輩出されてます。
もちろん、今年も選考悩んだ。

















・清流に生きる





真冬にあって思い浮かべる季節は、イワナの春でもなく、ヤマメの夏でもなく、
6月頃だったりする。

例えば、新緑を存分に楽しむべく、

ブナの森が多く残った川を目指す。

ヒメハルゼミの音色を聞きながらイワナでも・・・、といった算段。

しかし、

朝から片道2時間を越えるロングドライブで、たまらず昼寝に入る(笑)

中流部で既に、一帯は見事なブナの森が広がり、

あの涼やかな音色も煩わしい程の大合唱になる。

曇り空でも流石に初夏の陽射しとあって、

意外と快眠にはならない。

のそのそと起きだしてウェーダーを履き始める。

イワナは意外と渋かったり、

逆に呆れるほどの高活性だったりして、

せいぜい釣りをする時間は3,4時間。

帰り道では、

見慣れないヘビを見たり、

大きなヒキガエルに出会ったりしたことを思い出したりして、

爽やかな記憶が残る。


















極端な話、釣果なんぞどうでもいいです。

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